日本がドイツを下した歴史的大金星に、名古屋の街も真夜中まで興奮。
「僕は本当にずっと(日本が勝つと)信じていました」
「浅野選手は日本の誇りです」
三重県菰野町出身の浅野拓磨選手(28)。浅野家は7人きょうだいの大家族で、浅野選手は3男。6人目まではすべて男の子で、7人目のこはるちゃんが初めての女の子。浅野選手よりなんと17歳年下です。
24日、浅野選手のひとつ上の兄、浅野家次男の晃平さん(29)を訪ねました。
浅野選手がオーナーをつとめる、三重県四日市市の高級食パン専門店。その名も「朝のらしさ」。
切り盛りする店長は兄の晃平さん(29)です。
(浅野選手の兄 晃平さん)
「(パンは)通常よりも速いスピードで売れています。『おめでとうございます』と、たくさんのお客さんから言葉をいただいています」
24日は、普段の倍以上の食パンを準備したそうですが、浅野フィーバーで焼けたそばから 飛ぶような売れ行き…
自慢の弟が大活躍した昨夜を、改めて振り返ってもらうと。
(浅野選手の兄 晃平さん)
「本当にグッとくるものがあった。思わず涙してしまいました。小さい時から運動神経が良かった。まさかここまで来るとは思いもしなかった。改めてすごい選手だと実感しました」
子どもの頃から家族思いだったという浅野選手。試合直後に家族にあてたSNSには「感謝」のスタンプが…
(浅野選手の兄 晃平さん)
「次(の試合)も是非ゴールを決めてもらって、グループステージを突破して、ベスト8、優勝を目指してほしい」
「謙虚さとひたむきさがあの子の大きな武器」
恩師も喜びをかみしめます。
「四中工(よんちゅうこう)」の名で知られるサッカーの名門、三重県の四日市中央工業高校を卒業した浅野選手。
浅野選手を指導した当時の監督、樋口士郎さんと浅野選手の2ショットの写真も。
「四中工」を24年間率いた名将は教え子・浅野選手の高校時代を振り返り、一度も怒ったことがないと話します。
(四日市中央工業高校サッカー部元監督 樋口士郎さん)
「謙虚なんですね。自分がサッカーをやらせてもらっている感謝の気持ちを持ち続けているので、謙虚さとひたむきさがあの子にとって大きな武器になっている。
ワールドカップなんて別世界だったので、そこへ四中工のグラウンドで練習していた教え子が出ると…。しかもドイツ(に勝つなんて)夢みたいな感覚」
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