ドイツでのシーズンを終えて真っ先に被災地に駆けつけたサッカー日本代表の田中碧(たなかあお)選手。31日は輪島市内の小学校で子どもたちと一緒に体育の授業に参加しました。
30日輪島入りし、輪島中学のサッカー部員と交流した田中碧(たなかあお)選手。1日は同じ輪島市の河原田小学校の子どもたちと一緒に体育の授業に参加しました。
田中選手は「田中碧です。きょうは体育の授業を一緒に楽しく元気よくやりたいなと思っています」と話し、1年生と鬼ごっこ。腰についた紐をとったら勝ちです。
田中碧選手は「分かった!本気だな!本気でやるからな!」と叫び鬼ごっこを楽しみました。
この小学校は、運動場に仮設住宅が建設されていることから子どもたちがグラウンドで思いっきり運動することが難しいそうです。
約30人の子どもたちに追いかけられた鬼役の田中選手。結果は…「先生とったよ!やったー」
田中選手はその後、6年生とサッカーのミニゲームで汗を流しました。
子どもたちは「普通に楽しかったし、いつもの遊びのサッカーと違って田中碧選手がいて楽しかった」とか「格好いいなとおもった。迫力があってとても楽しかった」と話していました。
田中碧選手は、「すごく元気にやってくれたのは有難いと思ったが僕の知らないところで(子供たちが)感じている部分はあると思うので、それを自分が取り除くことは簡単ではないかもしれないが、思い出になってくれればいいと思うし。また来年来たいと思っているし自分ができることをやっていきたい。」
時差ボケもそのままに、2日間にわたって被災地の子どもたちと交流した田中選手。継続的な支援を誓い輪島を後にしました。