従来の日本記録は2005年に杉森美保(京セラ)がマークした2分00秒45で、19年ぶりに更新した。日本女子初の2分切りを果たした。
久保はサッカー日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダード)のいとこ。6月30日に開催された日本選手権の同種目で、初出場ながら2分3秒13の自己ベストをマークし、田中希実や卜部蘭ら実力者を抑えて初優勝した。東京で行われる来年の世界陸上や4年後のロサンゼルス五輪を今後の目標に掲げ「世界では2分を切る人が当たり前。その差を縮められるように来年は1分台が目標」と話していたが、わずか半月後の大会で一気に大台を突破した。